2010年GWの花火大会

GW(ゴールデンウィーク)にもなると花火ゴコロ(?)がうずきます。

どうしてでしょうか…花火大会なんて年中どこかで開かれていますのにね。

2010年の連休中に開催される花火大会を調べてみました。

少々遠い場所もありますが、せっかくの連休ですから花火大会で盛り上がってはいかがでしょうか

■ゴールデンウィーク(連休)の花火大会

★安比の,GW花火

ポケモン」に「花火」と人気イベントがGWに安比で大開催!!


★艸原祭「大かやば焼」

冬はスキーのゲレンデとなる約60へクタールのかや場に「艸」の火文字が映し出され、花火が打ち上がる。炎と光の壮大な祭典!


★GW花火イリュージョン

夏まで待てないあなたへ…今年もGWに花火イリュージョンを開催いたします。 音楽と花火と光のコラボレーションによる幻想的な世界をお楽しみください!


★足利春の花火大会

夏の花火大会に比べて開催規模は小さいが、気候の良い季節に打ち上げられる花火は大変心地良く、観光客にも好評


  


隅田川花火大会の市民協賛開始

不況続く中、開催取りやめの大会も多いのですが、さすがにこの大会は今年も開催の模様です。

隅田川花火大会の歴史は古く、享保年間のコレラ騒ぎ、大飢饉の犠牲者を弔うため、というのが起源とされ、1733年(享保十八年)旧暦五月二十八日、両国の川開きに花火を催したのがその始まりと言われています。

当然大にぎわいのこの大会、良い見物場所を確保するのがタイヘンです。

ちょっとチェックしてみると、隅田川の白髭橋や言問橋あたりは穴場らしいです。

行き来する往来が気ぜわしいですが、橋の上は見通しが良いので、どこの花火大会でも穴場なのかも知れませんね。

このほかにも、「浅草側でなく両国側から」とか、周辺のレストランとか、いろいろな意見があるようです。

しかし、そもそもネットに書かれた時点で穴場ではないような気もしますが…

なかには「教えたくない穴場」なんてタイトルのページもあって大笑い!――だったら書かなきゃいいのにね――

ちなみにこの花火大会、協賛金を募金すれば協賛者になることができ、協賛者は用意された特設の観覧席に招待してもらえるのだそう。

■隅田川花火大会:夜空彩る2万発 7月31日開催 市民協賛募集 /東京より(毎日jpより引用

東京の夏の風物詩、隅田川花火大会が、今年は7月31日に開催されることが決まった。78年に始まった大会は今年で33回目。隅田川の周辺4区や都などからなる実行委員会が主催している。


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ところでそろそろ連休の予定は決まりましたか?
わたしは長距離出張で高速バスを利用することが多いのですが、近頃は一人旅でも安心な上に、新幹線の半値程度ですむ、女性専用夜行バスというものもあるそうです。
  


長野えびす講煙火大会

長野えびす講煙火大会は、秋も終わりの夜空を彩る花火大会です。えびす講煙火大会の読みは「えびすこうえんかたいかい」で「はなび」ではありませんがこれも「花火大会」。長野県長野市の長野大橋近辺で毎年11月23日に行われる花火大会です。

この花火大会の起源は権堂周辺に広がる遊郭の客寄せイベントだったのだそうですが、明治32年からは東日本地区を中心に行われていた「えびす講」の付帯イベントとして行われるようになっています。明治から続くということですから、なかなか歴史のある花火大会です。

長野えびす講煙火大会、大会内容もなかなか充実しており、花火師による新作披露や二尺玉の打ち上げなどが行われるので、長野かいわいではなかなか人気の高い花火大会です。

今年も11月23日に開催され、打ち上げが始まる時刻は午後6時からと、秋らしく早い時間帯に行われる花火大会です。

長野えびす講煙火大会公式ページ
全国でも珍しい11月の長野えびす講煙火大会。絢爛豪華な打ち上げ花火に加え、二尺玉の大輪も澄んだ晩秋の夜空を彩り、花火評論家をして「一度はこの花火大会を見ておかないと」といわしめるほどになっています。
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秋の花火というと季節はずれ…と感じる人も少なくないと思いますが、花火大会は年中日本のどこかで開催されています。真夏の夜を彩る花火も楽しいものですが、澄んだ空気の中上がる花火の美しさも捨てがたいものです。肌の過敏な管理人は蚊に刺されないのもありがたいところですし。

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秋ともなれば、美味しい食材が一杯、拙宅ではティファール圧力鍋を手に入れました。お料理の仕上がりもさることながら、とにかく調理時間が短いのが助かります。

長野えびす講煙火大会の開幕は夕方6時。そろそろおなかのすく時間帯です。この大会では、お弁当つきの有料観覧席も用意されてあるそうですが、自作の弁当を持っての花火見物というのも楽しそうですね。

ところで、長野の11月末ってもう冬みたいなものでは?

関東からお出かけの際には防寒具の用意くらいはしておいた方がいいかも…ですね。
  


妙高で艸原祭の花火

連休は楽しく過ごした人も多いことでしょう。
一方、どこへ行っても人混み、渋滞の連続にうんざりした人も。

花火大会が開催された行楽地も少なくなかったようです。

炎と光の共演、妙高で艸原祭
(新潟日報より引)
妙高高原地区に春を告げる「艸原(そうげん)祭 大かやば焼」が5日、妙高市の池の平温泉で行われた。「艸」の火文字と大輪の花火が織りなす漆黒のステージに、多くの観客が酔いしれた。
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「艸原」と書いて「そうげん」と読むのですか。知りませんでした。

個人的には妙高高原はスキー場のイメージですね。今年は積雪も少なかったのでどうだったか分かりませんが、例年だったら、妙高赤倉がGWごろまで滑走可能です。また、近所の野沢温泉とか志賀高原あたりも上の方のゲレンデが営業していたと思います。

花火もスキー場の夜空に打ち上げられたそうですが、温泉よし、スキーよし、花火よし、いいところですねぇ。

ちなみ「かやば」という地名は全国にあり、「萱場」「茅場」の漢字を当てます。昔の家の屋根をふく「かや」の産地を言うそうです。カヤ草がたくさん生えるような所というなら、わき水が豊富なのかな?また、大かやば焼で放たれる火は、御神火とのことですから、昔は日本各地で行われていた野焼き兼、復活儀礼の一種なんでしょう。  


ひたちなか大草原の花火と音楽

そろそろ花火大会のニュースやお知らせが舞い込むようになりました。5月30日には ひたちなか海浜公園で「ひたちなか大草原の花火と音楽~一万発のHANABIイリュージョン」が開催されるそうです。

遊ナビ・イベント館:ひたちなか大草原の花火と音楽 来月30日、ひたちなか /茨城
(毎日新聞より引用)

「ひたちなか大草原の花火と音楽~一万発のhanabiイリュージョン」が5月30日、ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で開かれる。音楽に合わせて打ち上がる、1万発の花火が見ものだ。同実行委員会では「初夏の新たな風物詩として定着させたい」としている。

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わたしにはちょっと遠い茨城県。残念ながら訪れることはできそうもありません。北関東の皆さんは、いち早く打ち上げられる1万発の花火と音楽を存分に楽しむの良いのでは?

でも、季節柄、お天気大丈夫かなって心配してしまいます。特に今年は、春の訪れが異様に早かったので、2009年の梅雨入りも早いのでは?という推測も流れています。てるてる坊主を作って晴天を祈願しておきましょう。

え?てるてる坊主作ったことない?

やれやれ…最近はそういう人が増えましたね。

●東京からのひたちなか海浜公園へのアクセス

  • 電車利用
    JR常磐線,勝田駅下車(特急で約70分)→ひたち海浜公園行バスで公園南口または西口下車(約20分)
  • 自家用車
    一般道ならば約3時間30分、高速道路(三郷I.Cより関越自動車道経由、那珂I.C下車の場合、約1時間40分

●水戸からのひたちなか海浜公園へのアクセス

  • 電車利用
    JR常磐線,JR勝田駅下車(約6分)→ひたち海浜公園行バス公園南口または西口下車(約20分)
  • 自家用車
    一般道利用で約15分

  


連休には、横浜開港150周年祝賀花火へ

そろそろ花火でも…という今日この頃。夜もすっかり過ごしやすくなって、9時過ぎに近所の書店やコンビニまで出掛けることもしばしば、それにもうじきGWですから、お出かけついでに花火を見物してご帰館、なんてのも良さそうな…

横浜といえば、「横浜開港150周年」で盛り上がっているでしょうか?まあこういうのって、地元住民はあまりはしゃいだりしませんから、商工会議所とか旅行業者が大声を張り上げているんでしょう。

とはいえ、GWの花火大会では、「横浜開港150周年祝賀花火」がいいかも。関東ご在住の方は、はしりの花火大会として見物に行くのもよいと思います。

“シーパラ”で横浜開港150周年祝賀花火! ゆずの「みらい」にのせて
(ウオーカープラスより引用)
横浜・八景島シーパラダイスで5/2(土)~5(祝)、横浜開港150周年祝賀花火「Sail to tha Sky~輝く未来へ~」が行われる。“シーパラ”恒例の人気企画である花火が、“開国・開港”をテーマにパワーアップ! 横浜開港150周年記念テーマソングである、ゆずの「みらい」も流れる。 ...
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管理人は「ゆず」ってあまり好きじゃない。あの母音をひっぱる発声がイヤだし、歌詞も、自意識がちらつくのがイヤ。ラジオから彼らの曲が流れると、周波数を変えちゃいます。オリンピックの頃はラジオきりっぱなしでした。

横浜開港150周年祝賀花火に関心があるだけなので、「ゆず」とやらはどうでもいいんですけれどね…

八景島シーパラダイスには十年以上も昔、一度きりだけど行ったことがあります。家族揃って、初日はTDL、二日目は八景島シーパラダイス、という行程だったと思います。千葉で暮らす遠い親類の娘さんが結婚するとかで、義母が招かれたのに便乗しての旅行でした。時期はGWの寸前くらいだったかな?

八景島シーパラダイスはTDLよりは混雑してなかったけど、TDLほどトイレが充実していないようで、個室の行列には往生しました。子供が腹痛を起こしてトイレへ急行したんですが、あの混雑の中、長々と個室を占拠する人がいて、あわや大往生!だったのですが、なんとかセーフ。やれやれ…お子様づれのレジャーはいつもピンチが待ちかまえています。どうぞお気をつけていってらっしゃいませ~。  


熱海海上花火大会へ行こう

熱海海上花火大会は関東では良く知られた花火大会です。東洋のナポリとも呼ばれる、背後に山がひかえ、眼前には相模湾が広がる好ロケーションの中、海上に打ち上げられる花火は海面に照り映えて、一層華やかに見えます。

もちろん夏場の花火も良いものですが、この熱海海上花火大会は年に何度も開催されるという特徴を持っています。熱海海上花火大会は、名前通り熱海湾上に数々の花火を打ち上げる花火大会で、季節ごとに多くの花火見物客が訪れ、今ではすっかり熱海の観光名物になっています。

熱海海上花火大会の歴史は長く最初に開催されたのは昭和27年ですから、もう半世紀以上も昔にさかのぼります。当時の熱海は、「キティー台風」「熱海駅前火災」といった相次ぐ災害に見舞われた不運な街でした。

熱海海上花火大会は、こうしたダメージの中、市民を元気づけ復興の願いを込めて始まったものです。

さて、先述の通り、熱海海上花火大会の最大の特徴は、年に何度も開催されることです。例えば2007年は、年間15回も開催されています。
  • 春(4~5月) 2回
  • 夏(7~8月) 7回
  • 秋(9~11月) 3回
  • 冬(12月) 3回

当然のように夏場の回数が多く、冬と春は数回にとどまっています。

日本では年中どこかしらで花火大会があります。冬場であれば、スキー場のゲレンデにあがる花火も良いものですし、TDLや長島スパーランドのような遊園地では、しょっちゅう花火が揚がります。

しかし、春冬は質の良い花火を打ち上げる大会は少ないものです。たまには、「本格的な花火大会の気分を味わいたいなぁ~」と言う人は、熱海海上花火大会に行って見ましょう。次の開催は4月18日の土曜日、2009年最初の開催となります。

ちなみに雨天決行です。
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新作花火を見に行こう!

花火も年々新作が発表されます。この新作花火、どこでお披露目されるかというと、秋の諏訪湖で発表されものが有名です。
全国新作花火競技大会は長野県諏訪市で開催され、例年9月第一土曜日に行われます。今年は平成20年9月6日(土)19:00~20:45(雨天決行)、会場は諏訪湖畔との発表が既にありました。

諏訪湖湖上で行われるこの大会、なんといっても全国「新作」花火競技大会ですから、花火フリークにとっては外せない大会ですね。あるいは、思いがけない花火を楽しむことができるかも知れないコンクールです。

前身は「諏訪よいてこ花火大会」と呼ばれ、今でこそ全国新作花火競技大会ですが、もともとはJTB主催の観光イベントの一環でした。その後1994年には「花火サミットin諏訪」と改名し、さらに現在の花火競技大会となったといいますから、競技大会形式になってから、まだ10年あまりの歴史しかありません。

とは言うものの、新作花火はどこでも見られるわけではありませんので、人気の方は年々高まる傾向で、大会当日は周辺混雑は必至です。


8月15日の諏訪湖湖上祭花火大会もコンクール形式で行われる大会です。普通の花火打ち上げと違うのは、BGM。それぞれテーマを決めた出品作とそれにふさわしいBGMを流しながら打ち上げられます。
参加業者は30くらいとのことで、合間に何度かスターマインに点火され、ラストには諏訪湖名物水上スターマインが……ちなみに、1998年からは女性花火師によるプログラムが行われ、話題を呼びました。

ただ、この諏訪湖湖上祭花火大会、込み具合も並でなく、遠方からのお出かけだと、宿泊jや駐車場の手配は必ず事前にチェックしておきたいところです。また、狭い道の多い諏訪湖湖畔ですから、大会終了後の大渋滞も避けようがありません。できることなら、泊まりにするか、公共交通機関の利用が望ましいと思います。

花火を見慣れた方や、花火フリークでも、新鮮な楽しみかたのできる、新作花火の競技会。今年の花火見物にどうでしょうか?
  


秋田県大曲の「全国花火競技会」

秋田県の大曲では第82回全国花火競技会が行われます。2008年は8月23日土曜日に昼花火競技(!)が午後5時から開かれ、夜花火競技は午後6時50分から行われます。
開催場所は雄物川河畔、大曲橋下流になり、花火競技会当日は渋滞などが予想されます。
会場へのアクセスは自動車では、通常時で秋田自動車道大曲インターより約10分ですが、十分に余裕をもってお出かけになるのが良いかと思います。
また、JR利用ならば渋滞の心配はありませんが、大曲駅より通常徒歩25分ですから、こちらも余裕を見てゆきましょう。

前年2007年の個人向け有料観覧席は、雄物川河畔、河川敷運動公園がに会場が設置されました。上流の大曲橋から護岸堤防の斜面がゆるやかに整備され、観覧しやすくなっているのがこの有料観覧席、個人向け有料観覧席の値段は、5000円~19000円だったそうです。
また、安全な出入りのために、堤防階段の増設や、土手上の道路拡幅、取り付け道路の新設なども行われるそうですが、足下には十分気を付けたいですね。

一方、無料観覧席は入場時間規制があり、当日午前7時に入場開始とのこと、午前の7時ですから十分ですね。前日の夕方から待機場所で待機も可能だそうですから、「この場所でなくては!」という人は蚊取り線香とビールでも持って前日入りしましょう。

大曲は「花火の街」とも言われる街ですが、全国花火競技大会は地域の誇りでもあるそうです。全国の花火師たちが大曲を目指すとも言われ、レベルの高い大会であることは間違いありません。目の肥えた花火ファンも、最高水準の花火んはきっと満足することでしょう。

「大曲の花火」のユニークは、花火を作った本人が打ち上げるというルール。製造技術だけでなく、花火師としての技量も求められるのです。
打ち上げられる花火の質や規模、大会提供花火など、他の大会では観られない内容を誇り、毎年大勢の花火ファンが全国からつめかけます。

大会は、第一部・昼花火の部、第二部・夜花火の部(割物花火の部、創造花火の部)で構成され、まだ陽の明るいうちからテンションが上がります。
各部の始めには、「標準審査玉」が打ち上げられるというのも競技会ならでは、打ち上げ競技ではそれが基準になり、高度・開き、音・色彩、リズム・総合美、意匠・斬新製、安全性などの5点から総合的・芸術的に審査が行われるそうです。

はっきりいって、素人にはなんのことやら判らない審査ですけれど、全国最高レベルの花火を堪能できるのは間違いないところ、秋田近郊に住んでいる方はもちろん、時間などに余裕があれば秋田県まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
  


岡崎の花火

NHKの朝の連続ドラマの舞台にもなった岡崎は、愛知県のちょうど真ん中あたりにある街です。街の真ん中には国道一号線と旧東海道が貫通し、有名な食べ物と言えば八丁味噌くらい、なんの変哲もない地方都市岡崎市です。でも、岡崎は花火大会が有名です。まあ、夏限定なわけですけれど。

例年、8月の第一土曜日に、乙川、矢作川河畔で開かれる、岡崎観光夏まつり花火大会は、三河花火の本場である岡崎が誇る花火大会です。お馴染みの、打ち上げ玉やスターマイン、ご当地名物花火の金魚花火や仕掛け花火など約2万発が夏の空を彩ります。花火大会前日には、岡崎観光夏まつり五万石おどり・みこしなども盛大に行われ、普段は車ばかりが忙しく行き来する田舎街が、俄然活気づきます。

ちなみに、2008年の岡崎観光夏まつりは第60回という事になります。60年ですから、花火大会としては中堅以上の伝統がありますね。

三河花火の起源は江戸時代まで遡ります。初代将軍家康公は、その生誕地三河で、若者を中心とした鉄砲隊を編成します。そして、鉄砲に必要な火薬の製造と管理を三河に封じました。これが三河花火の伝統の由来です。

「お国もの」も特権は三河花火につながり、歴史と伝統を背景に、今年の夏も岡崎観光夏祭り花火大会は開催されます。岡崎城をバックに仕掛け花火、スターマイン、打ち上げ花火が夜空を彩り、川面には花火が煌めきます。
なかでも、水面の四方八方に3色の光をまき散らし、まるで金魚が泳ぎまわっているかのような「金魚花火」は見物です。

アクセスは、名鉄名古屋本線東岡崎駅から徒歩10分で、開催場所は岡崎公園。ご多分に漏れず周辺は大渋滞。当日は周辺自治体でもいくつかの花火大会が重なるのが例年のことですから、岡崎市内はもちろん、一号線も大渋滞です。三河地区の知人によると、「車で出かけたら午前様も珍しくない」とのことで、運転者は特に覚悟が必要?
  


7月の花火・柏崎の花火大会

7月といえば、早めの花火大会が開催され始める時期です。7月は梅雨も明け、本格的な夏の到来という季節の変わり目でもあります。一方、お祭や花火大会のイベントも梅雨明けあたりから本格化します。
花火というと、子供たちは庭で楽しむおもちゃ花火を楽しみにしていることでしょう。でも、たまには、大きな打ち上げ花火などが楽しめる花火大会に行くのも良いですね。

7月に行われる花火大会といってもおおかたは7月下旬開催です。そろそろ、梅雨明けしていることでしょう。新潟でこの時期の花火大会というと、柏崎の花火大会が有名です。柏崎の花火大会は新潟三大花火(川の長岡、山の片貝、海の柏崎)のひとに数えられ、海を舞台にした広い会場でダイナミックな花火の競演が繰り広げられます。新潟で開催される花火大会の中では今人気急上昇の注目株だとか。

2008年の柏崎の花火大会、7月26日土曜日開催予定ですが、有料観覧席は4月15日、早々と受付を開始しました。海の花火会場らしく、広いスペースを存分に使った「尺玉300連発」や「尺玉100発一斉打ち」、「600mワイドスターマイン」や「3尺玉2発同時打ち」など他の大会に負けない豪華プログラムに注目する花火ファンも多いようです。

花火打ち上げ場所は、新潟県柏崎市の中央海岸・鵜川河口〜柏崎港西防波堤の一帯で、有料観覧席会場は、柏崎市、みなとまち海浜公園周辺です。柏崎駅からは駅前通りをひたすらまっすぐ海に向かって徒歩20分で到着です。もちろん例年、車は大渋滞なので電車がお勧めでしょう。

花火見物に良いスポットとしては、大きな花火が好きなら番神・中浜方面が一番、のんびり見たいならば市内の各所で鑑賞ができますので、少し離れた渋滞知らずの場所を探してみるのもよいでしょう。

有料席のご予約は、ぎおん柏崎まつり有料観覧席予約センター(0120−91−0390)までどうぞ。
  • 有料観覧席マス畳席タイプ:5名定員で15000円
  • いす・テーブル席:6名定員で15000円
  • 階段席:2名定員で7000円
  


熱海の花火は音響効果バツグン

熱海と言えば「花火」という人もいるくらいですが、温泉地に花火のイメージがあるのを、私知りませんでした。(-_-;)夏と言えば「花火」ですから、熱海に花火大会があることくらいは知っていました。でも、熱海のような温泉地ときれいな海が売りもの土地で、なんで花火?などと思っていました。そうか!熱海でも夏の風物詩として花火大会は欠かせないのね。

熱海で見ることのできる花火は「熱海海上花火大会」が有名です。「熱海海上花火大会」というだけに熱海湾で繰り広げられるこの花火大会、3面を山に囲まれたすり鉢状の地形の為、海で上げる花火の音が反響しあって、それはそれは大迫力なのだそうです。
実は、この熱海湾という場所、花火業者も絶賛するほどの、「日本一」の打ち上げ会場なのだとか。

この花火大会の目玉と言われるのが、毎開催の最後を飾る「大空中ナイアガラ」。ナイアガラというと仕掛花火なんですが、熱海の花火でナイアガラというと、なんと打ち上げ花火だそう。何発もの花火がいっせいに上がって、夜空一面にナイアガラが現れ、まるで真昼のような明るさに……

昭和27年に開催され平成20年で57回目を迎える、熱海海上花火大会ですが、昭和24年の「キティー台風」による被害からの復興を祈念して、昭和27年に打ち上げられたに花火に由来するのだそうです。以来伝統は受け継がれ、今では熱海の夏の風物詩になりました。

自治体や商工会主催のお仕着せ、由来なしの花火大会もありますけれど、なにか地域に因んだ由来のある花火大会はなんとなく惹かれるものがありますね。

ちなみに市内各地の伊豆湯河原や初島などでも花火大会が催されます。
  


長岡の花火は一番重い!

上越新幹線開通以来、関東から遠いのに、「近い街」となったのがこの長岡という街。東京からも足の便はとても良いので、長岡まで花火を見に行くというのも、さほど難しくはありません。さて、新潟と言えば豪雪県、なので、長岡には冬場はずっと雪が積もっているイメージがあります。そんなところから、冬の観光地とのイメージがあったりします。でも、長岡は夏のイベントも色々楽しめる街なのです。

新潟の長岡市で行われる花火大会は「長岡の大花火大会」と呼ばれます。これは、長岡まつりの最大のイベントとして8月2,3日の2日間行われ、三尺玉を含め2日間で打ち上げられる花火の総数は約2万発に及びます。
打ち上げ内容はどちらの日も基本的の同じパターンになるようプログラムされています。2008年も昨年同様に8月2,3日に開催され、午後7:25~9:30の約2時間、長生橋下流信濃川河川敷で開催されます。

長岡と言えば三尺玉と言われるほど、三尺玉が有名なのがこの花火大会の特徴です。もちろんその他にも華やかな花火が目白押し。震災復興祈願花火にはフェニックスと命名され、大きな花火大会ならではのナイアガラ大スターマイン、超大型スターマインなども存分に楽しめます。
各花火の打ち上げ時間をご紹介しておきますのでご参考までに。
  • 8:00ワイドスターマイン
  • 8:30ナイアガラ&三尺玉
  • 8:45ミラクルスターマイン
  • 9:10フェニックス

直径90cm、重さ300kgを誇る正三尺玉は、なんと!600m上空まで打ち上げられ、直径650mもの大輪の花を咲かせるそうです。この花火、火薬の使用量は80kgと小型の爆弾なみのボリュームを持ち、現在認められている花火のなかで最大重量を誇ります。

ナイアガラ大スターマインは、信濃川にかかる長生橋と大手大橋に長さ650mもの雄大な光の滝を現出する豪華さが魅力の仕掛け花火です。またスターマインにはベスビア大スターマイン、ワイドスターマイン、ミラクルスターマインなどなど、バリエーションも多いので、うんちく好きの方は花火の勉強でもして、見分けることできたら楽しいかも。
  


諏訪湖祭湖上花火大会

信州諏訪湖といえば、ワカサギ!というアナタは釣りキチですね(^o^)b。確かに諏訪湖は冬のイメージが強い湖です。でも諏訪湖は花火でも有名なんです。諏訪湖へ行くには、関東から出ることになりますが、中央自動車道貫通以来、首都圏からのアクセスがとても便利になりました。「たまには遠くの花火でも見ようか」というならば、諏訪湖の花火もおもしろいのでは?

諏訪湖の花火大会は今年で60会を重ねる伝統ある花火大会です。ただしくは、諏訪湖祭湖上花火大会と呼び、平成19年は8月15日に開催されました。(花火の打ち上げ数は42,000発!)

信州の山々、諏訪湖というロケーションのよさと、規模が大きいことから全国各地から花火見物客が詰めかけまるこの大会、有料観覧席も用意されており、臨時駐車場、露天、トイレなども用意されています。さすが長野は観光県ですね。
交通アクセスは、中央自動車道諏訪ICから諏訪湖方面へ車で通常は約15分、JR中央本線上諏訪駅下車徒歩8分。ただし、大会当日は周辺道路の混雑は必至ですから、早めのお出かけが無難です。

打ち上げ数、規模共に全国屈指の花火大会だけあって、諏訪湖祭湖上花火大会は見所満載です。湖上ならではの水上スターマインや全長2kmのナイヤガラなどスケールの大きさに圧倒されそうです。
とにかくどこが見所?というよりも全編見所なのが、この花火大会。湖上に設置された打ち上げ台からは40000発あまりの花火が打ち上げられます。四方を山にかこまれた諏訪湖ですから、山に反響して音も迫力です。

花火の打ち上げだけでなく、様々な観光を楽しみたい諏訪湖、夏休みの家族旅行にも最適ではないでしょうか。
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