秋田県大曲の「全国花火競技会」

秋田県の大曲では第82回全国花火競技会が行われます。2008年は8月23日土曜日に昼花火競技(!)が午後5時から開かれ、夜花火競技は午後6時50分から行われます。
開催場所は雄物川河畔、大曲橋下流になり、花火競技会当日は渋滞などが予想されます。
会場へのアクセスは自動車では、通常時で秋田自動車道大曲インターより約10分ですが、十分に余裕をもってお出かけになるのが良いかと思います。
また、JR利用ならば渋滞の心配はありませんが、大曲駅より通常徒歩25分ですから、こちらも余裕を見てゆきましょう。

前年2007年の個人向け有料観覧席は、雄物川河畔、河川敷運動公園がに会場が設置されました。上流の大曲橋から護岸堤防の斜面がゆるやかに整備され、観覧しやすくなっているのがこの有料観覧席、個人向け有料観覧席の値段は、5000円~19000円だったそうです。
また、安全な出入りのために、堤防階段の増設や、土手上の道路拡幅、取り付け道路の新設なども行われるそうですが、足下には十分気を付けたいですね。

一方、無料観覧席は入場時間規制があり、当日午前7時に入場開始とのこと、午前の7時ですから十分ですね。前日の夕方から待機場所で待機も可能だそうですから、「この場所でなくては!」という人は蚊取り線香とビールでも持って前日入りしましょう。

大曲は「花火の街」とも言われる街ですが、全国花火競技大会は地域の誇りでもあるそうです。全国の花火師たちが大曲を目指すとも言われ、レベルの高い大会であることは間違いありません。目の肥えた花火ファンも、最高水準の花火んはきっと満足することでしょう。

「大曲の花火」のユニークは、花火を作った本人が打ち上げるというルール。製造技術だけでなく、花火師としての技量も求められるのです。
打ち上げられる花火の質や規模、大会提供花火など、他の大会では観られない内容を誇り、毎年大勢の花火ファンが全国からつめかけます。

大会は、第一部・昼花火の部、第二部・夜花火の部(割物花火の部、創造花火の部)で構成され、まだ陽の明るいうちからテンションが上がります。
各部の始めには、「標準審査玉」が打ち上げられるというのも競技会ならでは、打ち上げ競技ではそれが基準になり、高度・開き、音・色彩、リズム・総合美、意匠・斬新製、安全性などの5点から総合的・芸術的に審査が行われるそうです。

はっきりいって、素人にはなんのことやら判らない審査ですけれど、全国最高レベルの花火を堪能できるのは間違いないところ、秋田近郊に住んでいる方はもちろん、時間などに余裕があれば秋田県まで足を運んでみてはいかがでしょうか。



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