USA、ニューヨークの花火

海外でも花火自体は珍しくありません。ちょっと「関東から行く」というのは無理がありますが、たとえばUSA。アメリカ合衆国はニューヨークの自由の女神を背後を彩る花火。7月4日独立記念日のニュースで同じみの花火風景です。

マンハッタンの東側イーストリバーに浮かぶ、自由の女神おわしますルーズベルトアイランドはその名前通り「島」なんですが、マンハッタンからは地下鉄やケーブルカーで移動できるそうです。などと言うよりも「キングコング」の映画でも有名な場所といった方が判りやすそう。

ルーズベルトアイランドの南端に設けられた花火特設会場は、7月4日当日、6時になるとオープンします。自由席なので、できるだけ早く行かなくては良い席は確保できません。アメリカ人にも花火好きは多いようで、一説によると5時半までには駅やトラム(ケーブルカー)に着いておきたいとのこと。(日本の花火大会だったら当日朝なんか当たり前なのにアメリカ人ってのんびり……)

花火特設会場までは無料のシャトルバスが往復し、入り口に着いたら、まずはチケットのピックアップ、そして会場入りです。このとき、できるだけ南端に近い席を素速く物色いましょう。

花火は日没後、9時から打ち上げが始まります。それまで会場の屋台でホットドックを食べたり、ジャズの生演奏を聴いたりして過ごすことができます。花火はイーストリバー上に約30分打ち上げられ、星条旗をかたどった花火など、USAならではの花火を楽しむことができます。

実は、ルーズベルトアイランドでの鑑賞方法はニューヨーカーの間でもあまり知られていないとか。普通はどこで花火を見ているのでしょうか。たいていはマンハッタンの一番東のFDRという高速道路で鑑賞するのだそうですが、一般開放された道路には、夕方ごろから見物客がじわじわと集まり、ピーク時の人混みはかなりのものに。
4,5時間外にじっと立つことになるので、無料とはいえ、あまりオススメできませんねぇ。

今回はニューヨークの花火事情をご紹介しましたが、海外でも、アジア、ヨーロッパなどそれぞれの地域で特色のある花火大会があります。海外旅行の夜、近所で花火大会があったら足を運んでみてはいかがでしょう。



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Posted by pendulum at 21:25 │海外の花火大会